しみ・そばかす・肝斑
しみ、そばかす、肝斑の原因は？
年齢とともに多くの方が気になってくるのが、しみやそばかす、肝斑です。
しみの一種である肝斑は頬や額、鼻の下などに左右対称に出てきます。
肝斑の原因はまだまだはっきり分かっていない部分もあるのですが、紫外線の影響や加齢によるもの、遺伝的要因、摩擦などの刺激、また女性にとっては出産の前後やピルの服用などでホルモンバランスが崩れることによって、できやすい状態になるといわれます。なかでも紫外線は近年強くなってきているとされますから、特に注意したいですね。
しみ・そばかす・肝斑の治療は適応になる治療がそれぞれ異なりますので、ぜひ一度御受診ください。
患者さまのご希望と症状に合わせた最適な治療をご提案いたします。
複数の治療法を組み合わせ、あなたのお肌にとってよりよいものを
通常、くすみ、そばかすには、新世代型フォト治療である「I2PL：エリプスフレックス」を、しみにはQスイッチレーザーを、肝斑にはレーザートーニングを使用します。その上で、トラネキサム酸ビタミンCなどの内服薬、またはハイドロキノンなど美白剤の外用薬を組み合わせます。
とはいえ、患者さまの年齢やお肌のタイプ、しみやそばかすのできた位置や深さなどによって、細かな調整が必要です。一般的なしみは1回のレーザーで取り除けることがほとんどですが、肝斑の場合ですと再発の可能性の高さから複数回のレーザートーニングや内服や外用剤の組み合わせが必要になります。
もちろん、患者さまにご納得いただけるよう診察時の丁寧な説明と、ご予算に応じたメニューのご用意は必須と考えております。患者さまのご同意をいただけるまで、勝手に治療を開始することはございませんのでお気軽にご相談をいただければと思います。
治療後の再発予防も大切です
しみ、そばかす、肝斑を再発させる一番の原因は紫外線です。せっかくレーザー治療をしてお肌の改善を図っても失敗してしまう理由の大半が、「アフターケアを怠った」ことにあるといえます。
お昼は日焼け止めを欠かさず、夜は美白剤でケアをする。そんな毎日のサイクルをご自分の生活習慣とされることをおすすめいたします。
