2016.02.29更新

前回ご紹介した、ご自身の血液を使ったシワ・たるみ対策「多血小板血漿療法」。
今日は実際の治療の流れと、この治療で使う「b-FGF」という成長因子についてお話ししようと思います。

多血小板血漿療法を受けていただく場合、まずは採血を行います。血液を使うわけですから、ここがスタートですね。
その後にお顔の表面に麻酔をかけます。麻酔と言っても、麻酔ジェルを塗って行いますので痛みはありません。
麻酔が効いたらいざ注入です。患者さんの血液から取り出した血小板を濃縮したものを気になる部位に入れていきます。
治療後は、2週間後と1カ月後に診察を受けていただくことになっています。

さて、みなさんの中に「b-FGF」という成長因子(グロースファクター)をご存知の方はいらっしゃるでしょうか。当院では、血小板を濃縮する際にこのb-FGFを導入していますが、一部にはグロースファクターを使った治療を危険視する方もいらっしゃいます。他院でトラブルが起きた例があることも事実です。

しかし、当院では2013年からほかの美容外科の先生方とともに安全性の検証を行っており、過去の1000例を超える施術においてトラブルはゼロです。
私たちは、正しい知識や技術を持った医師が扱う分には問題のない方法であるという結論に達し、学会などでも発表をしています。
ですから、そういった不安をお抱えの方もどうぞ安心して治療を受けてください。気になることがあれば、なんなりとご相談ください。

多血小板血漿療法について詳しくはこちら

投稿者: 烏丸姉小路クリニック

烏丸姉小路クリニック 075-229-6388
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